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Fire King アドマグ クリスマスアットカーソンズ

Posted on 2013年12月25日 | 2 Comments

ファイヤーキングのアドバタイジングマグから、「カーソンズ」(Carson Pirie Scott)のクリスマス・マグ。
クリスマス・シーズンに向けて、2013年10月頃に海外オークションで購入したもの。
『ファイヤーキング マグ図鑑』では、レア度が星4つと紹介されている。

Fire King Concoerd Mug Christmas at Carsons 1975


Fire King Concoerd Mug Christmas at Carsons 1

マグには、「Christmas at Carsons」と、赤の飾り文字で、大きくプリントされている。
さらに青文字で「Summer Market '75」、そして「CARSON PIRIE SCOTT & co」及び「FLOOR COVERING DISTRIBUTORS」とプリントされている。


Carson's(カーソンズ)と呼ばれている、Carson Pirie Scott & Co(カーソン・ピリー・スコット·アンド·カンパニー)は、150年以上の歴史を持つアメリカのデパートメント・ストア・チェーンである。
中程度から高所得層の買い物客をターゲットとしており、シカゴの首都圏に40店舗以上ある。
ノースウェストインディアナ、インディアナポリス、フォート・ウェインなどインディアナ州にも店舗を広げている。

アイルランド移民のSamuel Carson(サミュエル・カーソン)が、1854年にイリノイ州アンボイで呉服店をオープンしたことが、カーソンズ・チェーンの始まりである。
1871年に、有名なシカゴ大火(Great Chicago Fire)が起こり、約2,000エーカー(約800ヘクタール)の土地が焼き尽くされ、17,400棟以上の家屋が全焼したと言われている。
シカゴ大火後に、大規模な再開発が行われたが、木造住宅が禁止され、煉瓦、石造、鉄製が推奨されたため、後に摩天楼といわれる高層建築物が次々と建設されていった。

シカゴ大火からの復興による建設ラッシュのさなか、若い建築家ルイス・サリヴァン(Louis Sullivan)は、高層鉄骨建築の設計で大成功を収め、14年間で100棟以上ものビルを設計した。
当時のシカゴはさながら現代建築の実験場で、後にシカゴ派と呼ばれる若い建築家たちによって、多くの名建築が生み出され、現代でもシカゴの街は当時の現代建築が多く残っている。
ルイス・サリヴァンは、シカゴ派を代表する建築家として名声を得、アメリカ近代建築の巨匠に数えられている。
シカゴのステート・ストリートに、1899年に建てられたカーソン・ピリー・スコット・ビルは、ルイス・サリヴァンの代表作の一つであり、シカゴの歴史的ランドマークとして長年愛されてきた。
カーソン・ピリー・スコット・チェーンの旗艦店として、100年以上活躍し続けてきたが、2006年のクリスマス・シーズン後に閉店が発表され、2007年2月についに閉店したのである。
2008年から2010年まで行われていた改修工事が完成し、現在ではサリヴァン・センター(The Sullivan Center)と改称され、テナントにはシカゴの美術学校や、新しい小売店などが入っている。

参考 Carson Pirie Scott and Company Building
U.S. National Historic Landmark in Chicago, Illinois.
Carson, Pirie, Scott and Company Building


Fire King Concoerd Mug Christmas at Carsons 2

赤と青で、雪の結晶が描かれており、冬にピッタリの美しいデザインだよね!!
「Christmas at Carsons」(クリスマスはカーンズで)とプリントされており、クリスマス・シーズンに向けて配布された、ノベルティだと考えられる。

不思議なのは、「Summer Market '75」(サマー・マーケット)とプリントされていることだ。
カーソンズ・チェーンの1975年サマー・マーケットに訪れた買い物客たちに、クリスマス・シーズンにも再び訪れてもらえるようにと、このクリスマス・マグを配布したのだろうか。
ちょっと気が早すぎるように思えるが...。

ちなみに、シカゴは歴史的にドイツ系移民とアイルランド系移民が多い地域で、現在では毎年ドイツ風のクリスマス・マーケットが開催されているとか。
ドイツ風のクリスマス・マーケット「Christkindlemarkt」(クリストキンドル・マーケット)は、期間中に100万人以上が訪れると言うシカゴ最大の野外クリスマス・フェスティバルのようで、ドイツ製らしい凝ったクリスマスツリー・オーナメントや、ドイツの職人たちによる手工芸品、巨大クリスマスツリーなどが人気らしい。

Fire King Concoerd Mug Christmas at Carsons 4

刻印は、「ANCHOR HOCKING,アンカーマーク,FIRE-KING,OVEN-PROOF,MADE IN U.S.A. 」で、1960年代中期~1970年代中後期に製造されたもの。
「Summer Market '75」とプリントされていることから、1975年の製造だと思われる。

シェイプは、珍しいコンコード・マグ。
スカロップ・ボトム(scallop bottom)とも呼ばれており、スカロップ(ホタテ貝)を思わせる、波打つようなボトムラインが特徴である。
コンコード・マグは、カリフォルニア中部の都市の名前が由来だと言われているが、コンコードとどのような結びつきがあるのかは謎だ。
ホタテ貝よりもむしろ、6弁の花型に見える、ユニークでかわいいシェイプだと思う。
ハンドルのシェイプも、スタッキング・マグとは違う、コンコード・マグ独特のシェイプである。
コンコード・マグを手にしたのは、今回が初めてだ。

Fire King Concoerd Mug Christmas at Carsons 3

清らかな雪の結晶デザインに、華やかな赤と青の色遣いが、クリスマス気分をグッと盛り上げてくれる。
クリスマス・シーズンに飾るのはもちろん、コーヒーや紅茶を楽しむのも良いね。
このクリスマス・マグが、寒い冬の毎日に、彩りや楽しさを増し加えてくれることだろう。



Comments:2

  1. こんにちは♪毎日寒いですねぇ〜(>_<)

    あ!!このマグ知ってますよ〜。ショップさんのHPで見たことあります。
    その時は「ふーん。こんなマグもあるのね〜」と普通に通り過ぎてしまいましたが
    masatoさんのお写真がと〜っても素敵で美しくて・・・このマグってこんなに可愛かったんだぁ♪
    おっしゃる通り、赤と青の雪の結晶がとっても可憐で印象的ですね(*^_^*)
    これがデパートのアドマグだなんて想像つかないですよね〜
    赤い飾り文字もすっごくキュート♪

    スカロップ・ポトム・・・私もまだひとつも持っていませんが、ホント可愛い形!!
    クリスマスシーズンだけじゃもったいないですね(笑)。毎日使いたくなっちゃうマグです(*^_^*)

    masatoさんは、いつ仕事納めですか?もうお休みに入られたかな?
    今年はこうやってmasatoさんとお知り合いになれて、いろいろお話しさせていただいて
    とっても楽しかったです!!どうもありがとうございます♪
    また来年もぜひよろしくお願いいたします!!
    そしてまた、たくさんの楽しいことを教えてくださいねっ(*^_^*)

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    1. レオねねさん、いつもコメントありがとうございます!
      「クリスマスアットカーソンズ」マグは、冬らしいデザインで、クリスマス・シーズンにピッタリですよね^^

      普段は、なかなかお目にかかれませんが、クリスマス前になると、いろいろなショップやオークションなどで目にする機会が増えますね。
      ディーラーシップさんでも、クリスマス前にこちらのマグが2点も新着入荷していて、状態の良い方はすぐに売り切れていました。
      今回のマグは、10月頃に海外オークションで購入したもので、クリスマスにはまだまだ早かったせいか、89米ドルで落札出来ました。
      プリントの状態も良く、未使用に近いピカピカの品で、良い出会いでした♪
      赤と青の配色が大好きで、雪の結晶デザインも、とても気に入っています^^

      こちらが、デパートのアドマグというのは、面白いですよね。
      カーソン・ピリー・スコットについて調べるうちに、カーソン・ピリー・スコット・ビルがシカゴのランドマークで、歴史的な近代建築ビルであったことが分かり、新しい知見が得られました。
      いつかシカゴを訪れた際は、近代建築巡りをしてみたいと思いました^^

      年内は31日が仕事納めです。
      年末は何かと忙しく、レオねねさんのブログにもコメントを残せない日が続き、残念に思っていました。
      今年1年、このように交流していただき、ありがとうございます!
      また改めて、ご挨拶に伺いますね~。

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